永代供養墓へ移動を想定した京都市の寺院

樹木葬とは、樹木を目印にしてその木の周囲に散骨するスタイルの埋葬方法です。

骨壺の遺骨を粉砕機を使って細かくする、それを木の根の周囲に散骨する形で行われるのが特徴で、一般鄭な骨壺を埋葬するのとは異なり場所を変更することはできません。

ちなみに、樹木葬には合祀・個別・家族、3つの埋葬方法があることをご存じでしょうか。

合祀は家族以外の他の方の遺骨と一緒に埋葬が行われるため、樹木葬の中でも比較的安価な埋葬方法とされます。

ただ、骨壺から遺骨を取り出して行うので後から別の場所に移動できないのが特徴です。

個別埋葬は区画の使用料を払い故人ごとに専用の区間を設けて埋葬するやり方になりますが、埋葬するとき遺骨をそのままにする、粉砕する、骨壺ごと埋めるなどの選択肢があります。

家族埋葬は、京都市の妙心寺長興院にあるはなぞの墓苑で行われているやり方で、家族専用の区画を設けて埋葬する方法になります。

はなぞの墓苑は、13回忌を目安に合祀の形で永代供養を執り行うことになるので、それまでの間は骨壺に収めた形で安置されるのが特徴です。

仮に、遺骨を骨壺から取り出して埋めてしまうと経年劣化により骨の一部が侵食されてなくなってしまう恐れがあるなどからも後から合祀埋葬を行うなどの計画があるときには骨壺を使うのが一般的です。

そのため、はなぞの墓苑の樹木創なら13回忌までの間はその場所に故人の遺骨が眠っていることを感じることができるメリットもあるのではないでしょうか。