ペットのイラストや名前などがプレートに
最近は愛犬や愛猫などは家族の一員と考える人が多くなっている関係からも、ペットのお葬式やお墓などに注目が集まっています。
従来ならば、自宅の庭に穴を掘りそこに犬や猫を埋めて埋葬するケースもあったけれども、犬などの場合は単なる番犬ではなく家族の一員などからも庭に埋葬する人も減少していますし、火葬せずに埋めると衛生面においても影響を与えてしまうわけです。
東京メトロ銀座線の外苑前駅から直ぐの場所にある青山梅窓院墓苑は、長青山寶樹寺梅窓院の中にある墓苑の名称で人間のお墓が主体になっています。
ただ、この墓苑の一角には無礙光塔と呼ぶペット供養塔が設置されていて、火葬を行って遺骨にしたものを安置できるようになっていますし、入り口付近に無礙光塔が設置されていて外からでもその施設を目にすることもできます。
無礙光は、阿弥陀仏の光明(救い)が一切の存在を救い取る働きを指す言葉です。
この世はとても制約が多い世界ではあるけれども、一旦無礙光に照らされることで様々な束縛から解放されて自由な世界に遊ぶ、この世の別れは辛く悲しいものでその辛さを悲しみを持ったままで手を合わせると自分たちの意図とは別な場所から聖なる無礙光が差し込むようになり自分たちと亡きペットたちを照らし始める、この救いの光を無礙光と呼ぶなどホームページの中で紹介してあります。
なお、供養塔には愛犬や愛猫のプレートが展示されているのですが、ここにはイラストに名前や亡くなった日などが記載されることになります。